2016.11.05 第1回 JBCF 幕張新都心クリテリウム

voyAge cycling team の佐久間です。


11月5日サイクルモード併催で行われた幕張新都心クリテリウム
に参戦してきました。

コースは大会開催初期からの念願が叶い、公道を初使用とのことで、公道と駐車場を使った一周810m。
E3は20周で約16kmを走ります。

c0351373_22445244.jpg

今回は群馬の実家から東北道、首都高を通って朝6時30分に会場入り。
7時からの監督会議にて公道区間と駐車場区間の間の段差や、バックストレート上の自動車用の減速帯(かまぼこ状)に注意とのこと。
また、足切りは先頭集団から脱落したらその都度の判断によりとのこと。

朝7時30分から50分までの試走にてコースを確認。
監督会議での周知事項をチェック。
かまぼこは想像以上でまともに踏んでいけない。
駐車場進入の段差は両輪ジャンプが必要。
駐車場区間には事前通知のコースマップにないシケインが設置。
駐車場から出る段差は特にマットもなく45°の角度が付いている20センチくらいの段差あり。
立ち上がりに脚を使うが、踏んでいくと、かまぼこ状の減速帯×6が待ち受ける。
といった障害物競走のようなコース。
道幅が広い位置を上げやすい個所はかまぼこ状なので、位置を上げるのが難しく、
50名の出走とはいえ、整列時に先頭にいなければ完走もままならないと感じた。
そしてレースが始まると実際にその通りになるのであった。

c0351373_22452335.jpg


E3のレースは最後だったので、他のクラスのレースを見ながらライン取りを確認。
1周目こそ塊だったが、2周目からは1列棒状。
後ろから自力で上がれない選手が次次に脱落し完走はわずか17名
E1にいたっては先頭の8名の逃げが速すぎてメイン集団すら脱落となり完走8名。
Pについても11名完走という結果に。
予想以上に厳しいレースとなった。

さて自分はというと、
早めに並ばないと完走すらできないことが確定的であったことから
アップを早々に切り上げ、出走準備完了の状態でサインの列に並ぶことにした。
少し出遅れたが15~20番手くらいには並べていたので、これなら十分先頭集団で走れると考え、Pのレースを見ながらレース展開を自分なりに考える。
列が動き出し自分の番。
ヘルメット、ゼッケン、検車、サインとなるはずが、なぜかここでテント裏に行くように指示され列から外される。
すると車検の主任より、
JBCF(以下J)「なんで呼ばれたかわかる?」
自分「(全く心当たりがないので)わかりません」
J「ハンドル」
自分「?」
J「幅と厚みが3:1じゃないとダメとレギュレーションにあるので、君のバイクのハンドルはどう見ても合致していないよね?していないということはどういうことかわかる?
 せっかく来たんだから走らせてはあげるけど、もし入賞しても降格で章典外扱いになるよ。それでもよければ走るのは構わないよ」
自分「(言いたいことは山ほどあるが、もはやサインのタイミング的に最後尾スタートになるのは確定だし、何を言っても無駄な雰囲気なので)わかりました。ひとまず走ります」

というやりとりがあった後に最後尾に並び整列。
(他にもエアロハンドルの選手がテント裏に誘導され、オープン参加になっていたようですが、その各選手が出走したかは不明)
正直最後尾からでは完走は無理だろうと思い、落車に巻き込まれないようにすることだけ注意し出走。
待機場所から整列してスタート場所まで移動し、最後尾から集中してスタートを待つ。

号砲が鳴りスタート。
スタートしてすぐ駐車場セクションに進入。段差や狭くなる複合コーナーに注意し、駐車場を出ると先頭はすでにはるか先。
厳しい!と思いつつも、ダメ元で出し惜しみ一切なしで踏み倒す。
前にいる選手をとにかく抜いて単独でブリッジをひたすら架けていく。
安全に抜けるストレートはすべて全力で踏んでいく。
パワーメーターは一切見なかったが、後から確認すると850Wで踏んでいたり、48km/hも出していたり、本当に単独全開走行の周回もあった。
c0351373_22461991.jpg


すると先頭の最後尾がなんとか見え、一時先頭から10~20秒の位置まで差が縮まった。
しかし、そこから残り周回が少なくなっていくにつれて単独では踏めなくなり、自分に付き位置で走っていた選手に抜けれてしまう。
なんとか我慢して踏んで後ろに付き、脚を少しでも回復させ、抜きつ抜かれつ、なんとか完走を目指す。
毎周いつ赤旗が自分に振られる覚悟をしながら必死に踏む。
その結果ゴールラインに残り1LAPの表示。
さすがに最終周で足切りはないと思い一安心しつつ、ラストラップ。
落車にだけは最後まで注意し、一緒に最後尾を走っていた選手が早めにスプリントしゴール。
自分は最後は力尽きてしまい、そのまま最下位で今シーズンの最終戦を終えた。

c0351373_22462840.jpg

完走できると思っていなかったので、順位はともかく達成感はあった。
前を走る選手をただただこの力で抜き、前へ前へ進む、シンプルな個人レース。
終わってみれば50人中26人が完走。
最後尾スタートの自分としては単純にほぼ25人の選手を抜いたことになる。

もし検車で何事もなく、15~20番手で並んだ順番でスタートできていればとも思うが、
その場合もしかしたら落車していたかもしれないし、たられば、もし、といっても仕方がない。

今回のレースは、
サイクルモードに来ていた自分がロードを購入したお店の店長、一緒に乗っている仲間、前の会社の自転車乗りの後輩、みんなの応援がある特別な状況でした。
そんな中で、
自分のその場の状況を知る誰もが不可能と思った「完走」という結果を達成できたことが単純にうれしかった。
「先頭より速く走っていたよ!」
「あきらめずに頑張れば成し遂げられるんですね!」
「最後にいいもの見せてもらったよ!すごい!」
とくすぐったくなるありがたいお言葉をいただけて、間違いなく今シーズンで一番うれしい完走でした!

これで出場したJBCFのレースはすべて完走することができました。
残念ながら「勝った、負けた」に絡むようなリザルトは残せませんでした。
しかし多くのレースを完走したことによって、E3ではポイントで6位になることができ、
来年は一つ上のE2で走れますので、
今年積んだ経験を活かして来年は着に絡んでいきたいと思います!

最後になりますが、去年の10月末から転職で群馬から広島へ移り住み、
公私ともにさまざまなサポートをたくさんの人からいただきました
本当にありがとうございました!
来年も頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

佐久間大輔

c0351373_22463688.jpg

※ちなみにハンドルの件ですが、いちおう帰宅後に寸法を測ったところ幅4.5cm、厚さ1.5cmで3:1の基準を満たしていました。
 そもそも自分のバイクはマドン9ですので、去年からUCIの基準のもとワールドツアーで使用されているバイクですからレギュレーションに反しているはずがなく、
 もし反しているのであれば、先日のジャパンカップでも使用できないはずですので、JBCFの今回の対応は正直、不誠実、不勉強と言わざるをえません。
 もちろんお金を支払ってレースに出させていただいている認識ではありますが、その対価に対して運営側も(もちろん出場する側も)ロードレースのことをもっと勉強し、選手が安全、公平、かつ、ストレスなく走れる大会運営をしていただきたいと切に願います。


by velocafevoyage | 2016-11-09 22:50 | voyAge roadracers | Comments(0)