2017.11.12 第29回「ツール・ド・おきなわ2017」

voyAge cycling teamの松原です

レースレポートです。

日時
4:00起床
5:00タクシーで会場に移動
6:30場所どり
9:40スタート

前日に体調が悪くなり熱も38°で明日出れるのか心配になりました。けど色んな方々がライン、電話沢山の応援を頂き頑張ろう!と前向きになれました。翌日もなんとか回復できました。

c0351373_21345299.jpg
朝寒い中めっちゃ早くに会場入りしましたが三列目にしか置けませんでした。

後々並んでいたはずなのに割り込んで前に続々と置いてる人たちがいてなんなんだ!と思いましたがシード選手たちらしいです。なんだ。と思っていたら自分もシード選手らしく前に並ぶ事が出来ました。


まずはダム8kmの山岳ステージがスタート6kmで始まります。

①。去年はここでまず人数が絞られます。

お手製のMAP

人の話によると大きく分けて大体3集団になるらしいです。登り始めでアレ?。調子よい?と感じました。どんだけペースアップしてもあまり呼吸が乱れず余裕がありました。これが後々自信に繋がりました。


下りで何人か落車が相次ぎ、目の前で時速67kmのスピードのときに曲がりきれず森に吹っ飛んでいった選手もいました。車がいきなり止まってたり、落車の自転車があったり、危険に満ち溢れていました。

一旦ダムセクションが終わり全体が落ち着きます。補給を貰ったり、アスリチューン黒を飲んだり。自分は足がつりやすい事、汗かき、これが長距離になると弱点になります。なので塩飴、これを常に口にふくませ走りました。これには力み過ぎない効果もあり体を上手く使ってペダリングに意識できました。
ダムは終えましたが2、3kmの登りを何回も続きます。自分は動きがないときは出来るだけマークするべき選手を抑えてたのでその人の近く、又は後ろで走りました。
その後長めの海岸沿いの平坦が来ます。SPもあるのですが自分は行かずマーク。狙わない限りは補給だったり、少し回復につとめることが出来るのでそっちに切り替えてました。


②。


マークしている選手同士で何か話しているのが聞こえます。耳をすませていると、
『もう少しでダム(山)だから一気に前に出るぞ。ペースアップする。』
このイナーメのチームは山でセクションをかけるのか。と分かりました。一気に集団前に行くのに自分も後ろで付きダム前には先頭付近に。



③。ここからダムのセクション2回目に入ります。


ここで大半がついてはくるもののタレタレの表情をして、重たいペダリングをしているのが見えました。マークしている選手はやはり淡々とこなしている感じに見えました。自分もほとんど体がぶれる事なく、キツイことには変わりはないですが周りを見ながら余裕をもってクリア出来ました。自分の汗が激しく💦ちりまくってたので足がつらないか心配ではありました。


残り50人くらいでしょうか?絞られていきました。ここでまず考えていかないといけないのが集団が少なくなり強い選手数人が逃げたら乗らないと決まってしまう。追いつけない。という事です。周南で痛い目を見ています。出来る限り全体の選手の様子を見ながら休憩というより探り探り走る感じで。もちろん補給もアスリチューンを積極的に摂取していきました。

残る道は山だけです。地図では沿岸沿いで平坦に見えますがそんなことはありません。獲得標高2800mはダテではありません。なんでもないペースなのにちぎれて行く選手は何人もいます。自分もこの辺りから脚が攣り始めました。正直気持ちは前を向いていてつっていても騙しでいけると思いやりくりしていました。




④。今度も山、坂でペースアップし全体が活性化。


3人の逃げが出来たからです。差は大きい時で3分にもなりました。流石にまずいとなってどんどんペースがあがります。この逃げは少人数なので流石に捕まると思って自分はいきません。あと、脚が攣りすぎて騙し騙し出来なくなりました。

けど、沢山の方の応援が頭をよぎってきたり、コーチしてくれた方が教えてくれた言葉。

        positive and keep going,

脚がちぎれていいから勝ちたいと思いました。限界の向こう側を体験しました

痙攣しながら漕ぎ続けることが出来ました。頭痛を感じたままランニングする感じ?でしょうか?なかなか例えようがない感じで。始めての感覚でした。呼吸もきつかったのに。強度が上がってるはずなのに。力がパワーが入って走れました。

この時に勝てるかもと思ってましたが勝つぞと抽象的なイメージから具体的なイメージに変わりました。




⑤補給ポイントです。

ここで予想しない展開になりました。

補給ポイントは大抵ゆっくりになります。そして全体があつまってから走り始めるような雰囲気。けどここではそれを逆手にとってなのかアタックレベルでペースアップ。正直ひたすら回しあげました。一番きつかったと感じています。絶対どこかで落ち着く。振り落とされないように。と耐えました。そしたら案の定人数が10人前後に絞られました。

少し勝利に近づいたかと安心しました。
ただ休まることはなく全体的にも自分も相当キツイのがわかっていました。




⑥。今回のレース。最大の不運が訪れました。


最後の長い坂に入る辺りで後ろの選手が自分のリアとディレーラーに突っ込んできました。その人は登りで朦朧としていました。

2人して落車。落車というよりつまづいてこけたレベルですが。坂の途中だったので。集団から離れました。ですがその前にまた走りました。集団ももうバラバラになってました。全力で追いかけ前の集団に付きました。自分含めて5人の集団で前を追いかけ始めました。

ですがまたアクシデントが起きます。さっきの追突されたディレーラーが上手く変速できません。ギアがあまり選択できず重かったり軽かったりと。

そして最大のトドメ。ギアのロー側の内側にチェーンが落ちました。早くにこのホイールごと交換してしまおうと考え先頭付近にはホイール交換できるバイクがいたので呼びました。

ですがチェーンが挟まってなかなか取れないのです。

そしてホイールは僕は10速。お分かりだと思いますがバイクに積んであるのは11速しかなかったのです。


終わったと思いました。半泣きでした。焦るし。けどどんどん抜かされ第2集団らしきものにも抜かされ。まだ走り始められない。もどかしさが続きました。よーやくチェーンがとれ、ホイールが、多少ふれてますがそのまま付けて走り始めました。

全速力で怒りとともに走りました。

今までどんな思いでレースを重ね最後のこのレースにかけていると思ってるのかとぶつけた人に思いたくもなりますが関係ないことです。そんな感情とでも追いつかなきゃという感情とともに下り登り、平坦の5キロ。av47くらいでしょうか。ありえないパワーで走りました。アドレナリンや麻薬物質が沢山出ていたに違いないと思います。ですが5人の集団をまず抜かし、2人を抜かし。もう前に見える人はいませんでした。


結果。33位。去年よりも6分は早い完走になりましたが順位は32から33の後退。

今年は結果がでることなく終わることになりました。

c0351373_21512690.jpg
今年一年voyAge cycling team で実業団で走る経験はとてもステップアップしたと感じています。それは今回沖縄のレースで周りを見ながら、レースを感じながら勝負しにいくことが出来た。そのことが自分に少しでも納得いく証明になりました。
来年は変化していく年にして行きたいと思います。実力、経験。高まってると自信になりました。

c0351373_21480376.jpg


サポートありがとうございました。


※リザルト※
市民レース140km
33位 松原 陸 4:02:35.451(+TOP 08:31.46)

by velocafevoyage | 2017-11-16 21:12 | voyAge roadracers | Comments(0)